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陰陽座



歌詞
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陰陽座

両面宿儺

作詞:瞬火
作曲:瞬火

粉骨を 尽くしても 過ぎたる 徳は 存外
身命を 賭するは 却りて 乱逆の 脅威 限外

左手に 見ゆ 鉾先は 難儀の 方 示し
右手に 在る 錫杖で 障りを 祓う

猗 勲は 穢し 雨に 打たれて
頓ては 根組の 倦ずに 巻かれ
哀傷は 次う 影に 紛れて
冤鬼の 嘆きを 掻き 消す

砕身を 奉れども 下卑たる 目には 有罪
敵愾に 醜名は 歪む 大犯たる 行為 堕罪

左手 握る 彼の 斧は 毒牙の 禍 割りて
右手の 杖 支うのは 歩み 往く 為

猗 勲は 穢し 雨に 打たれて
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頓ては 根組の 倦ずに 巻かれ
哀傷は 次う 影に 紛れて
冤鬼の 嘆きを 掻き 消す

存念は 残念と 爛爛で 罕漫の 相
常に 下問に 照りはなし
敢然と 渾然で 闌干と 寒酸の 冗
斯かる 屋後に 立ち

念う 雨が 穿つ 石の 惹かる 貌 徒然の 御業

故に 研ぎの 果ては
倩倩と 狂りて 己を 謡う 姿

鞘なる 祠堂は 忌まう 風に 吹かれて
生りては ならぬを 暗に 告げる
法る 気概の 廉に 討たるなら
零落ちるを 呼ばうは 妖怪 豪し 誉れ